家庭教師として働く
時給が高く、割のいいバイトといえば、家庭教師のアルバイトでしょう。プロ家庭教師として、何件も生徒を抱え、家庭教師として生計を立てるベテランの方も中にはいらっしゃいます。
一方、子供たちにとっては、大学生・大学院生など、アルバイトとして家庭教師をしている若い方のほうが、「身近で頼れるお兄さん・お姉さん」として人気ということもあります。
また、大学生の方が、年齢が近く、自分の体験を話すことで、学校生活の悩みや進路の悩みにのりやすい、という側面もあるようです。
そもそも、家庭教師のアルバイトはどのように見つければ良いのでしょうか。
家庭教師としての仕事を探す方法は、大きく分けて三つあります。
一つ目は、知人の紹介に頼る、という方法です。
近所の知り合いや親戚の子などが家庭教師を捜している場合、現役の大学生・大学院生に声がかかることがあるようです。
また、私立の中学校・高校を卒業した場合、母校の先生から家庭教師を捜している生徒を紹介されることがあるそうです。
二つ目は、求人広告で家庭教師先を見つける、という方法です。
家庭教師の求人広告を見つけるのに最も効率的なのは、大学の学生課に問い合わせることです。
大学の学生課には、子供の家庭教師を探している親御さんたちから、家庭教師の求人が来ます。
この求人票が学生課や掲示板に出されることがあるので、学生課を覗いてみたり、問い合わせてみると良いでしょう。
家庭教師アルバイトの探し方と魅力
家庭教師先を探すための最後の方法は、家庭教師を斡旋する業者に登録し、家庭教師先を探すという方法です。家庭教師の斡旋業者は、家庭教師を探している親御さんの情報を多く持っているので、自分にぴったりの家庭教師先を探すことができるでしょう。
家庭教師のアルバイトは、教えることのできる教科が多い、有名大学の学生であるなどの場合、時給などの条件面で優遇されることがあります。
いくつかの家庭教師募集の案内を比較し、条件のいいものを選べるというのも、斡旋業者を利用するメリットでしょう。
いずれにせよ、家庭教師のアルバイトは、責任が重大です。
単に勉強を教えるだけではなく、多感な十代の子供たちを相手に、日頃の悩みを聞いてあげたり、進路についてアドバイスする場面も出てくるでしょう。
責任が重く、負担だと感じる人もいるかもしれませんが、その分、単に金銭的報酬だけではないやりがいもあります。
さらに、家庭教師を依頼する家庭というのは比較的裕福な家庭であることが多いですが、訪問したお宅で食事をごちそうになったりお土産をもらったりするということもあり、その点でも学生にとっては有り難いバイトと言えるでしょう。
また、将来先生になりたい学生は、教える経験が将来役に立つでしょう。